ヘルスケア~「お風呂」の効用
- 2020/02/13
- 15:45
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☘お風呂も「ぬるめの燗」がいい??
女性の半数以上が悩む「冷え性」。男性も年齢とともに冷えを感じやすい体質に変わります。主な原因は基礎代謝の低下と抹消の循環不全ですので、カラダを温めることにより体の循環血液量を増加させることが一番。夏は時間に追われシャワーで済ませる人も、冬は湯船につかる人が多くなります。この時、大切なのが湯の温度です。
冷え性の人、そうでない人でも冬場は高温に設定しがちですが、実は38度くらいの「ぬるめの湯」がおススメです。40度を境に「熱め」「ぬるめ」とすると、「熱め」のほうが体温は高くなりますが、入浴後に冷めるのも早いのです。「ぬるめ」の湯はカラダを芯から温めるため、体温もゆっくりと平熱まで下がっていきます。
また、「熱め」が交感神経を刺激する一方、「ぬるめ」は副交感神経を優位にし、幸福ホルモン「セロトニン」も脳内から分泌されるため、ストレスを和らげるにも「ぬるめ」が適しているようです。
☘毎年1万人以上が入浴中に死亡!?
こんなに気持ちがいい「お風呂」ですが、意外にも突然死や事故が多いのも事実。入浴中の死亡事故は年間1万4000人(うち浴槽内で約5000人)というショッキングな統計もあります。最近だと、ヤクルトや阪神、楽天などプロ野球で監督を務めた野村克也さんが入浴中に亡くなりました。以前、本コーナーで取り上げた「熱中症」や「ヒートショック」には要注意です。
★安心安全な入浴法
・入浴前に脱衣所、浴室を暖める。
・ぬるめのお湯に入る(40度以下)。
・長湯はしない(10分程度)。
・浴槽からは、ゆっくり立ち上がる。
・入浴前後に水分を補給する。
冷たい部屋から熱い湯船につかることにより、交感神経が急激に刺激され、血圧の大きな変動がおこり心臓に大きな負担が掛かります。そして、心筋梗塞や脳卒中などの危険が高まります。
また、お風呂で体が温まると全身の血管は拡張されますが、急に立ち上がることのより脳血流量を維持できなくなり、脳貧血を起こします。最悪の場合には意識を失って湯舟で溺れたり、転倒して頭部をぶつけてしまうことが起こります。
そこで、お金をかけずに浴室を暖める裏ワザとして、「お風呂のフタをせずに湯を張る」「蛇口やシャワーから湯を張る」の2つの方法がおススメ。
モウモウと蒸気で真っ白になった浴場は、ある程度、室温が上がるようです。また、浴槽から出るときは、バサッと立ち上がらず、「イーチ、ニーイ、サーン」くらいのリズムで湯船から出ることを心掛けてください。
もちろん、入浴前後の水分にビールはご法度。飲酒した場合は、酔いが醒めるのを待って入浴しましょう。睡眠薬や精神安定剤などの服用後の入浴も危険です。
☘足首ぐるぐるストレッチ
入浴中は血行がよくなり、カラダも柔らかくなっているので、マッサージやストレッチの場としてもメリットがあります。みなさんも湯船につかりながら膝の裏を伸ばしたり、足の裏を揉んだりしていると思います。ただし、やりすぎはよくありません。いつも以上に慎重に、動作には勢いをつけず、ゆっくりとしたペースで実践してみてください。今回は「足首ぐるぐるストレッチ」を紹介します。
★「足首ぐるぐるストレッチ」
〈ステップ1〉
浴槽内に腰を下ろし、お湯の中で片足ずつ足首をゆっくり回す。
(例:内回し、外回し、各10回ずつ)
この時、足先を手で持ってもいいですが、あくまで足の力で回して、
手はサポートだけにしてください。
(例:内回し、外回し、各10回ずつ)
この時、足先を手で持ってもいいですが、あくまで足の力で回して、
手はサポートだけにしてください。
〈ステップ2〉
足の指と手の指を組み合わせ、足と手で握手するようにして、ステップ1を行う。
この時、左足の裏と右手のひらを合わせてもいいですし、
左足の甲側から左手で指を組んでも構いません。
この時、左足の裏と右手のひらを合わせてもいいですし、
左足の甲側から左手で指を組んでも構いません。
![futon_umoubuton[4]](https://blog-imgs-134.fc2.com/o/f/f/officenakaoka/202002131523228d5.png)
<石堂達也院長 紹介>
・薬師堂クリニック 院長/医学博士
・略歴~弘前大学医学部卒業、筑波大学大学院修了。東京都立駒込病院内科研究医、国立がんセンター中央病院、
東京女子医大東洋医学研究所を経て、薬師堂クリニックを開院。
・専門分野~消化器内科(特に胃がんの内視鏡診断)/内科一般/東洋医学(漢方薬、経路治療
・認定医~日本内科学会 認定内科医/日本消化器病学会 専門医/日本医師会 指定産業医
![top_image[1]](https://blog-imgs-111.fc2.com/o/f/f/officenakaoka/20190429181259913.png)
〒100‐0014 東京都千代田区永田町2‐14‐2 山王グランドビル2F
TEL:03-3500-5090 / FAX:03-3500-5367
ホームページ:yakushido-clinic.jp/
<診察内容>
・内科全般(風邪などの急性疾患)
・消化器疾患全般(胃潰瘍・胃炎、慢性の便秘症・下痢症、過敏性腸症候群、慢性肝炎、胆のうポリープ、胆石症など)
・生活習慣病(高血圧症、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症など)
・アレルギー性疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性じん麻疹、アレルギー性鼻炎など)
・超音波検査による乳がん検診
・「からだのこわばり・ゆがみ」に原因する様々な慢性疾患
・煎じ薬による漢方治療(保険適用)
・食事指導
<主な紹介先病院>
・国立がん研究センター中央病院(各科)
・虎ノ門病院(各科)
・東京逓信病院(各科)
・朝日生命成人病研究所(糖尿病、大腸内視鏡検査)
・赤坂東急ホテル島崎眼科(眼科)
・東商ビル診療所(耳鼻科)
<一般診療時間>
・月~木 午前 9:00~13:00 / 午後 14:30~18:00
・金 午前 休診 / 午後 14:30~19:00
・土 午前 9:00~13:00 / 午後 休診
※休診日:金曜日午前・土曜日午後・日曜・祝祭日
※超音波検査、内視鏡検査の診療時間はホームページ(yakushido-clinic.jp/)をご覧いただくか、03-3500-5090にご連絡ください。
→赤坂見附駅11番出口(プルデンシャルタワー口)を出て直ぐ(10m)、ベルビー赤坂出口より徒歩5分
・東京メトロ(南北線・有楽町線・半蔵門線)
→永田町駅出口より徒歩5分・東京メトロ(南北線・有楽町線・半蔵門線)