書籍販売のお知らせ
- 2023/09/09
- 10:00
オフィスなかおか書籍販売のお知らせ
『あっちゃんと語る被爆体験』
第2版&kindle版(Amazon電子ブック)
『エルダー・スタイル』運営会社
株式会社オフィスなかおか
本サイトでの特集記事が注目され、書籍化された小谷孝子さん(千葉県原爆被爆者友愛会理事)の『あっちゃんと語る被爆体験』(B6判・104頁、なかおかブック)。初版の第1刷、第2刷の完売後も、多くの方々から問い合わせをいただき、要望に応え制作していた第2版及びkindle版(Amazon電子ブック)がこの度完成しました。
第2版・kindle版では、初版の内容を一部修正・追記し、小谷さんたちの近況など最新情報も盛り込んでいます。販売は9月13(水)より、B6判書籍は(株)オフィスなかおかのホームページ、kindle版はAmazon kindleストアにて開始します。この機会にぜひ、ご一読ください。




<小谷孝子さんとあっちゃん>
小谷孝子さんは、1939(昭和14)年に広島県呉市で生まれ、1945(昭和20)年の6才のとき、広島市に引っ越して被爆しました。その際、最愛の弟を失い、数年後、お母さんも原爆症で亡くなってしまいます。
原爆の惨禍に遭いながら、自身が無傷・無病であることに負い目を感じ、ずっと被爆者であることをひた隠しにしてきた小谷さん。定年後、周囲の人たちの熱心な説得や励ましを受け、幼稚園教諭時代に身につけた腹話術を通じて、相棒の人形「あっちゃん」とともに、あの日の惨劇を語り始めるようになります。
2人の被爆証言活動は地元の千葉県八千代市から都内、関東、日本全国へと拡大し、2015年には非政府組織(NGO)「ピースボート」の地球一周ツアーに参加して、世界各地で被爆証言を行い、多くの人の心を打ちました。そして2017年には、ノルウェーの首都オスロで開かれたICAN(アイキャン:核兵器廃絶国際キャンペーン/NGO)のノーベル平和賞授賞式にも参加しました。
あっちゃんとの活動が深まるにつれ、いつしかあっちゃんを「原爆で亡くなった弟」と思うになったと小谷さんは語ります。〝姉弟〟のささやかな「平和の種まき」は、多くの人たちの共感を生み続けています。
あっちゃんとの活動が深まるにつれ、いつしかあっちゃんを「原爆で亡くなった弟」と思うになったと小谷さんは語ります。〝姉弟〟のささやかな「平和の種まき」は、多くの人たちの共感を生み続けています。